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アングルポイズとハーバート テリーの関係

アンティークコレクション。イギリスのアングルポイズランプ green1、ハーバート テリー。輸入雑貨特集。

初期型の特徴、四角いベースが憎い、
アーモンドグリーンカラーのアングルポイズです。

※ こちらのアーモンドグリーンのアングルポイズは、
自分自身のコレクションですが、手放そうかな・・・と、思っているところです。
もし、興味があったら、
info@cocopoco.com
までご連絡ください。

アンティークコレクション。イギリスのアングルポイズランプ green2、ハーバート テリー。輸入雑貨特集。

強靭なバネは、スプリングを扱っているハーバートテリー社お得意です。

アンティークコレクション。イギリスのアングルポイズランプ green2、ハーバート テリー。輸入雑貨特集。

ハーバートテリー社のアングルポイズである証の刻印。
Herbert Terry & Sons Ltd., とはいっております。


アングルポイズランプってなぁに?

雅姫さんがキッチンや書斎で使っていたり、
マーガレット・ハウエルさんもご愛用だったり
することでも有名になっている、
実用的で丈夫な英国産まれのランプです。

雅姫さんがアイボリーのアングルポイズ
使っているという理由から、
近年、国内では、アイボリーに人気が集まりました(*^_^*)


アングルポイズの初期型は、
土台が四角い形をしており、アンティークヴィンテージ
などの古いものが好きなコレクター達にはファンが多く、
高額で取引されたりします。
( 私も、初期型の方が好きな人間のうちの一人です )

土台が四角い商品の型番は、下記の通りです。


Anglepoise 1227
1935 - 1938

Anglepoise 1227
1938 - 1969


1970年代からは、大きなモデルチェンジが行われ
土台が丸くなりシェードも長細くなりました。


アングルポイズランプの歴史は、
ANGLEPOISE社の公式ホームページで見ることができます。(英語)
 ↓  ↓  ↓  ↓  ↓
ANGLEPOISE社の公式ホームページ


※ 話はそれますが、ジャイアントアングルポイズという
ジョークのような、大きな大きなモデルがあるのには驚きました!!
要チェック☆*・.。*゜
 ↓  ↓  ↓  
ジャイアントアングルポイズ

ちなみに、お値段、1,950£。
日本円にして、約40万円。 

( £ = GBP = British Pound = ポンド )
外国の通貨を日本円に換算する方法

安いのか、高いのか、分かりませんね ^_^;


アンティークコレクション。イギリスのアングルポイズランプ red1、ハーバート テリー。輸入雑貨特集。

1970年以降のモデルです。丸いベースが可愛らしい。レッドカラーのアングルポイズ。


アンティークコレクション。イギリスのアングルポイズランプ red2、ハーバート テリー。輸入雑貨特集。

真っ赤なアングルポイズがお部屋にあると、パッと明るくなります。

アンティークコレクション。イギリスのアングルポイズランプ orange1、ハーバート テリー。輸入雑貨特集。

オレンジカラーのアングルポイズ。
アングルポイズランプは、フレーム部分が360度回転し、
首の部分の角度も自由自在に調節できます。とにかく、機能的なランプです。


アングルポイズランプについて
イギリス出身の人気デザイナー
マーガレット・ハウエルさんは、
このように語っております。

「 私はアングルポイズの黒いランプの下で、
何時間もかけて宿題をしたことを思い出します。
いつの間にかそれがどこかに
消えてしまったことが悔やまれます。 」


マーガレット・ハウエルさんが幼い頃、
身近に当たり前のように存在した
モダンクラシックなランプがアングルポイズでした。


アングルポイズランプは、
ロバート・ウェルシュやアーコールと同様、
デスクランプの元祖と言われているイギリスの
ランプメーカーで、その存在と実用性は、
英国全土で認められております。


アングルポイズのオリジナルランプを
デザインしたジョージ・カワーダインは1887年生まれ。


自動車会社のチーフデザイナーとして活躍した後、
1924年に自らの会社を設立し、
このフレキシブルなランプを考案しました。

カワーダインは、
もともと、サスペンションシステムの部品の
デザイン製造を行っていましたので、
その技術をもとに曲げやすさと
思い通りのポジションをキープできる
スプリング(バネ)を用いたランプをデザインしたのです。

その後、より高い技術を持つスプリングメーカー
Herbert Terry & Sons (ハーバート・テリー社)
に協力を呼びかけ、
1932年にはHerbert Terry & Sons (ハーバート・テリー社)
のスプリングを
使用したランプの開発を開始しました。

2年後にはハーバート・テリーとのライセンス契約がなされ、
アングルポイズの特許を用いて本格的な
生産がスタートしました。

1935年にカワーダインは、
より小型で軽い4スプリングランプ、1227モデルを製作。
このデザインはアングルポイズランプのクラシック、
象徴的デザインとして知られています。

1947年にカワーダインは没しますが、
そのデザインは継承され、現在もアングルポイズの製造は
Herbert Terry & Sons社の 
ハーバート・テリーファミリーによって続けられています。


※ アングルポイズの象徴である強靭なバネは、
ハーバート・テリー社の歴史のあるバネ技術があるからこそ
実現できたものなんですね・・・(*^_^*)