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ビンテージ ジーンズのお話


アンティークコレクション、ビンテージジーンズ。輸入雑貨のお話です。


ジーンズも奥が深い商材です。

一度、チャレンジしようと思い、本を買って勉強したり、
インターネットで調べたりしました。

はっきり言って、見る目さえあれば、
アメリカなどに直接買い付けに行く場合、
掘り出し物は見つかるでしょう。
日本との価格差がありますので・・・

※本当にレアなものはアメリカでも高額になっているようです。

それにしても、やっぱり、見る目が大切ですよね。

私自身がそれほど、ビンテージジーンズに興味がないので
知識も吸収できない。
欲しい思う人の気持ちも分からないようじゃあ、
いいものを探しだすことは至難の業だと思い、
この分野からは手を引きました。

物語性もあるし、本当に魅力的な商材だと思います。
大好きな方にとっては、ヨダレが出るようなものもあるのでしょうね。

チャレンジしたい方のために、
調べた情報を下記に記載しておきます。

■ジーンズの歴史
1872年、米国・サンフランシスコで、世界最初のジーンズ、「リーバイス」の原形である「リベッテッド・パンツ」が登場した。簡易式のネジを使って縫いつけたポケットは耐久性に優れ、重い工具をポケットに入れる労働者から強い支持を受ける。いわば「作業用ズボン」として普及していった「リベッテッド・パンツ」だが、1873年、リベットによる衣服補強方法の特許を取得した。1886年頃から本格的なブランド政策が展開され、2頭の馬が引いても破れないという自信の現れ、「ツー・ホースマーク」が採用されたのもこの時期だ。「ツー・ホースマーク」と「レッド・タグ」に並んで「リーバイス」を象徴している「ロット・ナンバー」が採用されたのは1890年で、最初のナンバーは「501」。「501」は、誕生以来、フロントの比翼仕立のボタン仕様は変わることなく100年後も継続されている。

■60年代の「501」ビンテージ
通常、ビンテージショップなどで入手できるのは、古いもので30年代ぐらいの「501XX」から60年代後期までの501Eが主流。しかし価格のことを考えると、60年代後期から70年代中期までの「66」モデルがオススメです。

■リーバイス ビンテージジーンズの選び方のポイント
●1966
新品につく紙のタグ(フラッシャー)の一番下に「1966」という表示があるのが66年もの。
●トップボタンの裏に数字の「6」
この数字は年代表示でなく工場番号だと言われているが、ユーズド501ではこれが66年ものの特徴。
●尻ポケットの口裏ステッチ
シングルステッチが66年前期、チェーンステッチが66年後期のもの。
●洗濯表示
パッチに「CARE.....」という表示が入るのは66年以降から。注意表示の縮み度「8%」が66年もの。
●隠しリベット
バックポケット上部両端の「隠しリベット」がなくなり、バータック(かんぬきステッチ)になっている。
■色落ちのチェック!
●ヒゲは濃淡差
フロントポケットの下にできるアタリ(こすれ)が髭に似ることから、股間にできるアタリを「ヒゲ」と呼んでいる。この「ヒゲ」がはっきり出ている方がgood。
●サイドのミミのアタリに注目
501は洗うとサイドの縫い目が前にねじれてくる。その時、ミミにドット状のアタリが出ているものが良い。
●ヒザ上とヒザ下の濃淡差
ヒザ上が薄くヒザ下が濃いなど、グラデーションがはっきりしている方がカッコイイ